鱒狂い

立春

暦の上では立春。
今年も気づけば2月に入り、
それでもまだまだ冬本番。

川に立った時、
何かがいつもと違うなぁと感じていた。
天気も雪が降っているくらいで、
特に暖かいわけでもなかった。
しばらく歩いていると、
ユスリカのハッチがやけに多いなと気づいた。
ポイントに着きよくよく見てみると
オナシカワゲラのハッチも始まっていた。
今年初遭遇にもしやライズを誘発するかと
期待してしばらく待ったが何もなし。

そのほかに違うことといえば、
水色がなぜかいつも違う気がした。

こういう時は
期待が高まるだけで
いつも通り不発で終わることが多い。
だけど…もしや?


前日に数本巻いたフライ。
確信はあった。


思った通りにスラックがはいって着水し、
一度メンディングしたあと竿先をすっとあげて
ラインから伝わってくるテンションで水中の様子を探った。
この超微テンションから得ることは多い。
慣れてくるとショットがぶつかったのが木なのか石などの硬いものなのか
くらいの判別はつくようになる。

魚がフライをくわえた時は
なんというか、気だるい重さというか
違和感を感じることが多い。

2018020523110412d.jpeg
64cm

フッキング後、
ボトムに張り付く重さと首の振り方で間違いなく
ロクマルオーバーだとわかった。
そして間違いなく雄だということも。

魚を休ませながらその大きさを見た時
やはり間違っていなかった。
と思った。


そして少し移動し、
ティペットを結び変え、
フライは先ほどと同じ。

またしても気だるい重さを感じてフッキングした時、
今日川に立った時に感じた違和感は
こういうことだったのだとわかった。

201802052311054f7.jpeg

61cm

この時期でもこれだけのコンディションなら
簡単に下流にあった瀬まで一直線に走られ
もはや、なすすべなし。



2018020523113959c.jpeg
ほんの数キャストで
ロクマルオーバー2本は今まででは考えられない。
でも確かにこの日感じた違和感は
まさに鱒たちの活性が上がっているサインだった。

結局釣りというのは
釣れる時は釣れるし、釣れない時は何しても釣れない
ということはこういうことなんだと思った。


ため息がとまりません。
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  1. 2018/02/05(月) 23:35:10|
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新規開拓

いままで過酷すぎて足が向かなかった流れ。
しかし、この冬のシーズンが始まってからは
どうしても魚がまとまっている傾向にあり、
同じような流域を右往左往していた。
それでもそこそこ魚からの反応はあったし、
この厳しい時期を考えればなにも問題はないのかと…

しかし、
どうにも自分の釣りが小さくまとまってしまっているような気がして、
これでは次のステップへは行けないなと…

それから新規開拓のために色々歩いて、
時にはたどり着いたものの全面結氷…なんていうのも数回。

その日も3時間雪漕ぎしながらポイントを探して
最後にたどり着いたプール。

立て続けに45前後のが釣れて、
最後にかけた雄の60オーバー。
フッキングから10分ほどやりとりして
なんとかランディングまであと一歩のところまで来た時、
最後の抵抗をうけラインを出そうにも
ガイドがカチンコチンに凍りついてラインが出ていかない!
その瞬間あっさり切られ、
目の前をゆっくりと巨鱒がプールの底へ向かって泳いでいきました…
もうなにをしてるんだか…


後日リベンジへ。
この日は無理やり川へ立った感じなので、
他のポイントをやっている暇はない。
一直線にポイントまで歩いて行って流すこと数投。
201801281727265c8.jpeg
54cm
ある程度魚が固まっているという確信を持って挑んだが
やはりニンフフィッシングは奥が深いなと改めて感じさせられました。

そしてなにより、
この1尾によって自分の釣りの可能性がまた大きく広がったような気がします。
どんなことも諦めずに挑戦なんですね。
  1. 2018/01/28(日) 17:39:19|
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2018年…

遅ればせながら
開けましておめでとうございます。
本年もどうぞお付き合いください…

新年早々、慣れない人混みを歩いたばっかりに
インフルエンザにかかりまして、
しばらくはタイイングすらままならない日々が続きました。

ちょっと回復したものの、
体力の衰えは思っていた以上で、
新規開拓を目指しスノーシューでラッセルしただけで、
太もも、ふくらはぎは悲鳴を…
しかも川へついてみれば、
まさかの全面結氷…
もうなにをやっているのだか。

そんな無駄足も
次の一尾への一歩だと思えるかで
長い目で見れば大きく変わってきます。

2018011621534337a.jpeg
自分が川へやっとだった日にはマイナス20度近くまで冷え込み、
数回のキャストでリーダーとして使ってた2xは
スカジットライン並みの太さに…


20180116215237b2e.jpeg

高い位置から見て見つけた鱒。
キャストできる位置まで移動して数投。
ボトムにショットがぶつかり、
そのままでは根掛かりしてしまうのでティップで
ほんと少しちょいと煽った瞬間に
ずっキューン!とラインが刺さった。

20180116215222ad7.jpeg
55cm

やはりいいポジションに入っている鱒は
きちんと流せればそれなりに反応してくる。
同じ鱒でもその日の機嫌?によって定位している場所がほんの少し違うだけで
絶望的な警戒心だったりすることがよくある。

2018年もそんな鱒たちに翻弄されながらも
熊やスズメバチ、その他事故なく行きたいですね。
  1. 2018/01/16(火) 22:09:33|
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2017年釣り納め…

2017122707244981f.jpeg
26日、
吹雪のなか、
ほんの数時間だけの川歩き。
クリスマスに降った季節外れの雨で
川の水位は上昇。
このタイミングなら警戒心が強すぎて
釣りにならなかった区間でチャンスがあるはず…
しかも本命ポイントはこの暴風でも風裏になる。

途中のポイントをすっ飛ばして、
まさに狙い通りの展開。
捕食物には確信を持っているので
あとはアプローチだけ…20171227072455a82.jpeg
55cm
ちょっと痩せ気味。
釣り人がたとえ入らなくても、
渇水による鳥などへのプレッシャーは相当なものなのかと…


そして釣り納め。
氷点下の川を1日歩き回って最後にたどり着いた
以前に大型を釣った実績場所。

この冬になってニンフフィッシングの奥深さを
本当に実感、体験してきました。
深い場所だから大きめのフライや
目立つフライを使うのではなく、
やはり捕食物にマッチさせてあとは綺麗に流すことだけに
集中する。


とはいっても現実はそう簡単にはいかないもので、
確信を持って流すも空振りに終わることも少なくない。
それでも何度も何度も流し、
一度ショットがボトムにコツンと当たって、
くいっと煽って外した瞬間にまたラインが引き込まれる。
その瞬間
冷たい水の奥底でグワッと身を翻す鱒。
20171231101534eda.jpeg
61cm

なかなか思ったように釣りに行けない時期もあったが
今年最後に完璧な鱒に出会うことができた。

今年も川やこの場でお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。
来年もまたこのフライフィッシングを通じて
たくさんのことを勉強していきたいなぁと思っています。

それでは良いお年を!
  1. 2017/12/31(日) 10:33:24|
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最近の…

2017122310282923e.jpeg
最低気温もマイナス15度を下回るようになり、
川の水位も限界値並みに渇水。
もちろん水温も…
いよいよ冬本番にさしかかってきました。

唯一救いなのが
12月上旬以降まとまった降雪がないので、
積雪量も腰まで…とはまだいかない。

次にまとまった降雪があれが、
スノーシューなどの装備がなければほとんどアクセスできなくなりますね。


低水温で流下物も限られてくる中、
決して気温も高いわけでもなく、
状況は好転してるとは思えない状況でも
以前はなにも反応がなかった場所でも
あっさり?と食ってくることがあります。
20171223102833922.jpeg
53cm
それが一体なにが起こっているのかは不明ですが、
その時によって鱒の機嫌も色々あるようです。
それがわかればもっと釣れるはずなんですけどね。

ただ言えることはフライパターンよりも流し方が重要で、
本当にスレてからでもフライパターンを合わせて行くのは
この沈める釣りにおいては遅くはないのか?
もちろんそれまでの過程で警戒させないことは大前提です。


そして、
5mほどあるボトムで見つけた黒い影。
チラチラ見えたり隠れたり。

なにしても反応せず、
結局6xにユスリカラーバ#20相当で流すとあっさりと…
10分ほどのやり取りの末、
やっと水面まで上がってきたかと思ったら
グルンと身を翻し、プールの開きへ。
ボトムに突き刺さっていた木の枝(太さは1cmくらいの小枝)に
それまでピンピンにテンションがかかっていたティペットが擦れた瞬間、
プン!とテンションが無くなり
まぎれもなく今シーズン1番の60後半(極太の雄)は目の前を
ゆっくり泳ぎ去っていきました。
擦れた瞬間、あっ!と思い緩めたんですけどねぇ…


ここにきてやってしまった…泣
  1. 2017/12/23(土) 10:44:00|
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dunkeld06

Author:dunkeld06
ようこそ!北海道の道東方面でフライフィッシングを楽しんでいます。
 最近はウェットやニンフといった水面下の釣りを勉強中です。
 タイイングもまだまだ修行中ですが、がんばっていきたいと思います。

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